注文住宅を建てるにあたり検討することは沢山ありますが、中でも間取りに頭を悩ませる方は多いのではないでしょうか。5LDKの間取りは多様な家族構成や生活様式に対応できるため、5~6人家族や2世帯での暮らしを考える方にとって理想的です。この空間を有効に活用するには、部屋の配置や動線の取り方にちょっとしたコツがあります。
この記事では、5LDKの間取り実例をはじめ、間取りを考える際のポイントや、動線・収納の具体例を盛り込みながら詳しくご紹介します。
せっかく家を建てるなら数十年先まで満足のいくマイホームライフを送れるよう、こだわりの家づくりを実現させましょう。
IECOCORO編集部
群馬・栃木・宮城・山形で注文住宅の情報誌「IECOCORO(イエココロ)」を発行する編集部。WEBサイト「自慢の注文住宅集めました。」では、地域の工務店情報のほか、多数の建築実例とイベント情報を紹介しています。
「そもそも5LDKってどんな間取り?」5LDKの基本情報
本項では、5LDKの基本的な情報から、5LDKで5~6人が住む場合どれくらいの広さが理想的かをご紹介します。
5LDKの間取りとは?
5LDKとは、L(リビング)・D(ダイニング)・K(キッチン)の他に、5つの居室を備えた間取りを指します。
居室とは、窓があり十分な採光がとれ、人が生活するために設けられた部屋のことです。
主に、リビングやキッチン、寝室のように、日常的な生活を行うための空間を指します。一方で、玄関やトイレ、浴室、洗面所などは居室とは呼びません。
5LDKは5~6人の家族構成や、2世帯での居住におすすめの間取りです。
家族みんなでくつろげるLDKのほか、それぞれにプライベートな個室を設けることが可能なため、程よい距離感で生活することができるでしょう。
2世帯で5LDKに同居する場合、居室以外のスペースを共有する「完全同居型」と、玄関やキッチンなど家の一部を共有する「部分共有型」があります。共有部分をどうするかや、気兼ねなく移動できるよう動線に配慮することで、互いの暮らしやすさの向上にもつながります。
5~6人家族で快適な生活を送れる理想の広さとは?
前述したように、5LDKは5~6人家族での居住におすすめの間取りです。しかし、5~6人家族で住む場合、どのくらいの広さが必要かわからないという方も多いのではないでしょうか。
必要な広さの目安を、国が策定した「住生活基本計画」の誘導居住面積水準で見てみましょう。
誘導居住面積水準とは、「豊かな住生活の前提となる多様な生活様式に必要と考えられる住宅の面積に関する水準」です。都市の郊外及び都市部以外の一般地域における戸建て住宅に住むことを想定した一般型誘導居住面積水準の計算式は下記の通りです。
25㎡×世帯人数+25㎡(2人以上の世帯の場合)
上記の計算式で算出した結果をまとめたものが以下の表になります。
なお、この計算式における世帯人数の考え方として、3歳未満は0.25人、3歳以上6歳未満は0.5人、6歳以上10歳未満は0.75人として扱います。ただし、4人を超える場合は算出された面積から5%引いて考えます。
世帯の人数 | 5人 | 6人 |
一般型誘導居住面積水準 | 143㎡(約43坪) | 166㎡(約50坪) |
以上のことから、5LDKの間取りは40坪以上が理想ということがわかります。
居室の定義について詳しく見る
建築基準法第二条では、居室を「居住、執務、作業、集会、娯楽その他これらに類する目的のために継続的に使用する室」と定義しています。一般的な住宅では、リビング、キッチン、寝室がこれに該当します。LDK(リビング・ダイニング・キッチン)のある間取りでは、リビングとキッチンがLDKに含まれ、「〇LDK」の数字部分は寝室として利用できる部屋の数を示すことが多いでしょう。
居室については広さの定義はありません。そのため、居室と表記されていても「〇畳以上」が保証されているわけではありません。ただし、建築基準法第二十八条により、採光と換気の基準が設けられており、基準を満たす窓や開口部がなければ居室とは呼べません。地下室を居室として使用する場合は採光の基準が適用されませんが、別途衛生上の基準を満たす必要があります。
また、玄関、トイレ、浴室、脱衣室、洗面所、押入れ、納戸、廊下などはLDKや居室には含まれません。そのため、「〇LDK」という表記だけでは具体的な広さや設備の有無を判断することはできません。
LDKについて詳しく見る
不動産公正取引協議会連合会が定める「不動産の公正競争規約集」では、LDKの定義を以下のようにしています。
LDK/居間、台所、食堂の機能が一室に併存する部屋であり、住宅の居室数に応じて、その用途に合った広さ、形状、機能を持つもの。
この定義に基づくと、LDKと表記する際の必要な広さは、他の居室の数によって変わることがわかります。
居室数 | LDK |
1部屋 | 8畳 |
2部屋以上 | 10畳以上 |
LDKと表記するには、LDK以外の居室が1部屋しかない場合は8畳以上、居室が2部屋以上ある場合は10畳以上の広さが必要です。
【5LDKの間取りアイデア5選】2階建て・平屋・二世帯住宅の間取り実例をご紹介!
建築実例が豊富なIECOCORO(イエココロ)の家づくりサポートサイト「自慢の注文住宅集めました。」から、5LDKの建築実例を5例ご紹介します。
1.【48.35坪/2階建て】家事動線にこだわった間取り
2.【46.35坪/平屋】生活感をおさえた間取り
3.【40坪以上/2階建て】回遊動線が家事と生活の効率化を後押し
4.【40坪以上/2階建て】一部共有型の二世帯住宅
5.【36.3坪/2階建て】家事負担を軽減する工夫を取り入れた間取り
1.【48.35坪/2階建て】家事動線にこだわった間取り
キッチンや風呂場、ランドリールームなどの水回りが集約されているので、家事動線がコンパクトで効率的です。
家事動線とは、家事を行う際に人が動く軌跡を線であらわしたもので、家事をする際の移動距離が短いほど負担は軽くなります。
アーチを描いた下がり壁の先には、奥行き充分のユーティリティースペース(家事室)兼パントリーを設けています。キッチンと洗面所を結ぶ家事動線上に配置することで、家事の効率化を後押しします。
1階のLDKはキッチンを中心にした作りになっていて、料理中でも子供の様子を把握できるなど、部屋中をくまなく見渡せるように配慮されています。LDKを完全に独立させるのではなく、適度に仕切りながら各空間へ回遊できるようになっているため、様々な方面への移動がスムーズです。
- 工法・構造
-
木造軸組工法
- 延床面積
-
48.35坪
- 家族構成
-
夫婦+子2人
- 設計・施工
-
アーリーホーム
2.【46.35坪/平屋】生活感をおさえた間取り
こちらの住まいは、収納を多くとった間取りが特徴です。
玄関わきのシューズクロークに、広めのウォークインクローゼットが2つ、各居室のクローゼットに加え、パントリーなど、大容量の収納スペースと細かな収納スペースが各所に散りばめられているため、すっきりと物が片付きます。
32畳というLDKの広さを活かし、リビングとダイニングキッチンを程よく仕切った間取りにしています。ダイニングキッチンが適度に隠れることで生活感が出づらくなるメリットがうまれます。
玄関ホールを右手奥へ進むと、LDKに抜ける間取りになっています。
玄関ホールとLDKの間にウォークスルーの洗面スペースを設けていますが、玄関から直接見えない位置に配置されているため、玄関周りがすっきりし清潔感のある印象を受けます。
- 工法・構造
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2×4工法
- 延床面積
-
46.35坪
- 家族構成
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夫婦+子3人
- 設計・施工
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グリーンハウザー
3.【40坪以上/2階建て】回遊動線が家事と生活の効率化を後押し
こちらの住まいは、回遊動線を取り入れた間取りになっています。
回遊動線とは、家の中に行き止まりを作らずスムーズに移動できる動線のことで、家事動線としても生活動線としても使い勝手が良いでしょう。
洗面脱衣室からランドリールームを抜け、ウォークスルークローゼット、寝室、そしてホールへと続く動線は、家事や生活の効率化を後押しします。
1階リビングは、L型のソファにダイニングテーブルを置いてもなおゆとりある広さです。隣接するキッチンにはデザイン性の高いおしゃれなアイランドキッチンを設置しています。
アイランドキッチンは壁に接していないので、ぐるりと歩き回ることができ、家事動線もスムーズです。
- 工法・構造
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木造軸組工法
- 延床面積
-
40坪以上
- 家族構成
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夫婦+子2人
- 設計・施工
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かなう家
4.【40坪以上/2階建て】一部共有型の二世帯住宅
一部共有型の二世帯住宅です。
一部共有型とは、住宅の一部だけを共有し、その他は各世帯で分離するスタイルのことです。こちらの住まいでは、玄関・キッチン・トイレ・居室を分離した間取りとなっています。
ユーティリティーには、天候や季節に左右されることなく、強風や砂埃、花粉対策としても効果を発揮する室内干しスペースを設けています。さらに乾いた洗濯物がすぐに片付けられるよう、大容量の収納棚も完備しています。
小屋裏空間を収納スペースとして確保しています。小屋裏収納が床面積に含まれないよう、天井高を1.4m以下で設計しているのがポイントです。多世帯で暮らす際は荷物が多くなりがちなので、様々な荷物の収納に役立ちます。
- 工法・構造
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木造軸組工法
- 延床面積
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40坪以上
- 設計・施工
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浦野建設/ユーケーホーム
5.【36.3坪/2階建て】家事負担を軽減する工夫を取り入れた間取り
こちらの住まいでは、家事の負担を軽減するための工夫を取り入れています。例えば、パントリーわきに勝手口を設けることで、買い物から帰宅後に食材や消耗品といった購入品をすぐに運び込むことができます。また、洗濯機のある脱衣室からサンルームへ続く動線上に扉をつくらないことで、重い洗濯物の持ち運びや移動も楽になるでしょう。
洗面所から脱衣所を抜け、サンルームにつながる動線は家事効率を上げるポイントです。洗濯機から物干しスペースまでの距離が短いため、洗濯の負担軽減につながります。また、サンルームからは屋外にも出られるため、屋外干しもスムーズでしょう。
また、靴以外にも上着や子供の遊具がしまえるよう、広めに設計された土間収納を設けています。
土間収納とは、玄関から土間続きになっている部分に設けられた収納スペースのことで、靴を脱がずに利用できるメリットがあります。
- 工法・構造
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木造軸組工法
- 延床面積
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36.3坪
- 家族構成
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夫婦+子2人
- 設計・施工
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Houyu Home(ホーユーホーム)
5LDK間取りのメリット・デメリットをチェック
5LDKのメリット・デメリットは以下のように考えられます。
5LDKのメリット3選
- 余裕のある間取りでストレスフリー
- 書斎や趣味の部屋を設けることができる
- ライフステージの変化に対応しやすい
5LDKは居室が多く、それぞれにプライベート空間を設けることができるため、程よい距離感で生活することができます。家族とはいえ、一緒に過ごす時間が多ければ、ちょっとしたことがストレスにつながることもあるのではないでしょうか。
また、部屋数の多さを活かして、書斎や趣味の部屋を設けることが可能です。
子供の結婚や、親との同居で居住人数が増えても対応しやすく、 子供が独立するなどして部屋数が必要なくなったときもリフォームをしてリビングを広くしたり、畳部屋を作ったりと、融通がききやすいメリットがあります。
5LDKのデメリット3選
- 家具家電や光熱費の費用がかさむ
- 掃除がひと苦労
- 生活動線が複雑になりがち
部屋数が多ければ、必要となる家具家電(照明やエアコンなど)の数も増え、必然的に光熱費もふくらみます。
日々のランニングコストも視野に入れておかなければ、後々「こんなはずじゃなかった」ということになりかねないので注意しましょう。
また、掃除にかける労力も増えます。
当番制にするなどして家族にも手伝ってもらい、掃除がストレスにならないようにすることも大切です。
部屋数の多さに加え、暮らす人数も多いとなれば、生活動線もあらかじめ検討しておきたいものです。
例えば、朝の身支度で渋滞する洗面室は、鏡と洗面台を2つ並べることで効率が良くなり、毎朝のストレスが軽減されるでしょう。また、洗面室付近に大きめのファミリークローゼットを設けることで、わざわざ着替えのためだけに自室に戻るという手間がなくなり、洗面室とファミリークローゼットで身支度が完結します。
【知らないと損する?】5LDKの間取りを考えるコツ3選
注文住宅は間取りの自由度が高いところが魅力ですが、どんな間取りにすれば良いのかわからず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本項では、暮らしやすい動線の作り方や、将来を見据えた子供部屋の考え方、収納スペースを設ける上でのポイントなど、間取りを考えるコツを3つご紹介します。
・ポイント1.暮らしやすさの秘訣は動線にあり
・ポイント2.子供部屋は子供の成長を見越して計画を
・ポイント3.間取りと収納はセットで考えよう
ポイント1.暮らしやすさの秘訣は動線にあり
5LDKの住まいは広く複雑化しやすいので、動線をなるべく重ならないようにすることが、家事の効率化や暮らしやすさにつながります。
動線とは、人が動く軌跡を線であらわしたもので、洗濯動線や買い物動線など様々な動線があります。
洗濯するとき、買い物した後、自分はどんな風に動くのか、どんな風に動けたら楽かを具体的にイメージして、その動線にあわせた間取りを考えていくと良いでしょう。
それでは、動線をどんな風に間取りに取り入れて行くと良いかをご紹介します。
洗濯動線の効率化には「ランドリールーム」 がおすすめ
洗濯動線とは、洗う・干す・たたむ・しまう作業をする際の動線のことです。
洗濯動線の効率を上げるためには、これらの作業を一貫して行える「ランドリールーム」の設置をおすすめします。
一般的に2~4畳が相場で、時間や天候、気温を気にせず洗濯に関わる作業ができるメリットがあります。
収納できるウォークインクローゼットなどを近くに設ければ、より家事がスムーズに運びます。注意したいことは、配置的に北側に設けられることが多いため通気性を確保しないと、カビや湿気に悩まされることになりかねません。
また、「ランドリースペースを2畳分しかとれないけれど、洗濯量が多く干すスペースが心配」という方は、脱衣スペースを兼ねたランドリールームにすることで空間にゆとりがうまれます。
買い物動線の効率化には「ウォークスルーパントリー」 がおすすめ
買い物動線とは、スーパーなどで買い物をし、帰宅してから収納するまでの動線のことです。買い物動線の効率を上げるためには、キッチンに勝手口を設け、勝手口とキッチンの動線上に、通り抜けができる「ウォークスルーパントリー」を設置することをおすすめします。
「パントリー」とは、キッチン付近に設ける収納スペースのことで、常温保存可能な食品や調味料、消耗品や日用品などを1ヶ所にまとめてストックしておくことができます。
勝手口からパントリーを抜けてキッチンへつながることで、帰ったその足で片付けができ、また、家のあちこちに分散していた収納場所を1ヶ所に集約できるため片付けの手間を減らせます。
身支度動線は「トイレ」と「洗面ボウル」の数が鍵
身支度動線とは、学校や会社に出かけるまでに身支度を整えるための動線です。
1日で一番慌ただしくなる朝だからこそ、効率の良い動きができるように考えたいものですね。
特に洗面所やトイレは渋滞するケースが多いのではないでしょうか。これらを緩和するためにおすすめな間取りのコツをご紹介します。
まず、洗面スペースは、通常より広めにとり洗面ボウルと鏡を2つ併設させることで緩和されます。
予算や空間にゆとりがなく難しいという場合は、2人並べるサイズの横長の洗面ボウルと鏡を取り入れるだけで、わずかな空間でもしっかりとした洗面スペースをつくることができるでしょう。
また、トイレは2つ設置することにより朝の混雑が緩和されるのでおすすめです。2つあることで、忙しい朝に「トイレがつまってしまった」という場合でも安心です。
ポイント2.子供部屋は子供の成長を見越して計画を
子供部屋は、何年か経つと物置部屋になることも珍しくありません。
いずれ使わなくなる可能性も考えて、将来を見据えた間取りの検討をおすすめします。
例えば、子供2人と夫婦で居住している場合、子供2人に与える部屋用に10~12畳ほどの部屋を1部屋確保します。
子供が小さいうちはこの部屋を、趣味の部屋やゲストルームとして利用することもできるでしょう。
子供が大きくなり「子供部屋」が必要になったタイミングで部屋を2分割すれば、1部屋ずつ割り当てることができるというわけです。
ポイント3.間取りと収納はセットで考えよう
収納できるスペースがたくさん欲しいと考える方は多いのではないでしょうか。
間取りを考える際は、つい部屋の位置や広さを優先して考え、収納は後回しになりがちです。
間取りが決まったあとに「なんとなく」で収納場所を決めてしまうと、使いづらい収納になることが多いため、間取りと収納はセットで考えると良いでしょう。
本項では、収納スペースを設ける上でのコツをお伝えします。
デッドスペースを有効に活用しよう
間取りを平面ではなく立体的にみると、意外とデッドスペースがたくさんあることがわかります。
デッドスペースとは、家の構造や設備を設置する際にできる、有効活用することができない空間のことを指します。
例えば、階段下や屋根裏、床下などです。
階段自体が傾斜した形状のため、大きなデッドスペースになりがちです。
そのため、掃除機や掃除用具、洗剤類など雑多なものをストックする場所としておすすめです。
掃除機を階段下に収納する場合は、充電のためのコンセントも併せて配置しておくと良いでしょう。
屋根裏は普段生活する中では見えない空間です。
そのため、来客用の布団やクリスマスツリーなど普段使いしない物の収納にむいています。
尚、屋根裏は高温になりやすいため、5月人形やひな人形など温度変化に弱いものの収納は避けると良いでしょう。
日光が直接あたらず暗くて涼しいことから、昔から収納場所として重宝されてきました。
いわゆる冷暗所です。
キッチンや洗面所に設けますが、床下に頻度高く使うものをいれてしまうと出し入れに手間がかかるため、使用頻度が低く、長期保存できるものを収納すると良いでしょう。
納戸はLDKに隣接させると便利
納戸とは、シーズンオフの衣類や、季節家電、布団や家具など、普段使わないようなものをしまっておく収納部屋のことです。荷物を納戸に集約させることにより、他の部屋の収納スペースを削減することも可能になります。
納戸は家の奥まった場所に配置されることが多いのですが、あえてLDKに隣接させる方法もひとつの手です。
キッチン寄りに設けることで、食品のストックや防災用の備蓄品収納として重宝される「パントリー」と兼用ができたり、ラックや収納スペースをあらかじめ設置すれば「ウォークインクローゼット」としても活用できます。
また、LDKに隣接していることで、突然の来客時に散らかっているものを一時的にしまえる利点があります。
ライフスタイルに合わせて納戸の用途を明確にすることで、使い方の幅が広がるでしょう。
おわりに
この記事では、5LDKの間取り実例をはじめ、間取りを考える際のコツや、5LDKのメリット・デメリットをお伝えしました。
5LDKの理想的な広さは40坪以上で、5~6人の家族構成や2世帯での居住におすすめの間取りです。
5LDKという広さゆえ、動線が複雑になりやすい傾向にはありますが、ランドリールームやウォークスルーパントリーのような家事効率の上がる間取りを取り入れたり、身支度動線を整えたりすることで、家族全員が住み心地の良い空間になるのではないでしょうか。
本記事内の、アイデアがたくさんつまった実例も参考に、是非家族全員が納得できる素敵な家づくりにお役立てください。
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