安く家を建てるコツ10選!注意すべきポイント解説はもちろん、写真・間取り図付きで成功事例も紹介

注文住宅を検討している方の中に「好みやこだわりを実現したいけれど、費用はなるべく安く抑えたい」「将来のために貯蓄もしたいから注文住宅を安く建てる方法を知りたい」という方は多いのではないでしょうか。

コストを抑える方法としてすぐに思いつくものとしては「安く建てられるハウスメーカーを探す」「大きな家を建てない」などがあります。その際、「間取りやデザイン部分で工夫できる点はあるのか」「どこまでコストカットできるのか・して良いのか」「施工業者の選び方にポイントはあるのか」など、様々な疑問や不安もあることでしょう。

本記事では、安く家を建てるためのコツやそのコツを実践するにあたり注意したほうが良いポイントはどのようなものがあるのか、安心して任せられる施工業者の選び方安く家を建てた成功事例などを紹介します。

この記事を書いた人

IECOCORO編集部
群馬・栃木・宮城・山形で注文住宅の情報誌「IECOCORO(イエココロ)」を発行する編集部。WEBサイト「自慢の注文住宅集めました。」では、地域の工務店情報のほか、多数の建築実例とイベント情報を紹介しています。

目次

安く家を建てるための10のコツを解説【間取り・デザイン・設備・契約】

安く家を建てるコツは具体的にどのようなものがあるのでしょうか。間取り・デザイン・設備・契約などの観点から10個、厳選して紹介します。

1|延べ床面積を減らす【間取り】

延べ床面積を減らすことは、手軽にできる効果的なコストカットの方法です。安く家を建てたいなら、まず最初に削減を検討する部分といえるでしょう。

延べ床面積とは、すべての階における面積を足したもののことで、居住スペースの広さを表しています。
この際、「吹き抜け」「バルコニー1・玄関ポーチ」「ロフト2」「ビルドインガレージ」「出窓」「屋外階段」などの壁に囲われていない部分は含まれません。

ただし、デメリットもある点に注意が必要です。
一番効果的な方法だからといって大きく削ってしまうと、家を建てた後に「せっかくの注文住宅なのに狭い」と後悔してしまう場合もあります。ご自身の生活スタイルや感覚に合った部屋数・広さをしっかり考え、減らしすぎないように気を付けましょう。

  1. バルコニーや庇(ひさし)が外壁から2m以上離れている場合、超えた部分は延べ床面積に含まれる ↩︎
  2. 天井の高さが1.4m以下ではしごが固定されていなければ延べ床面積に含まれない。また、ロフトの面積は、ロフトがある階の1/2以下の面積であることが条件となる ↩︎

2|仕切りを減らして間取りをシンプルにする【間取り】

LDKを仕切りの無い開けた空間にしたり部屋の数を減らしたりすることでシンプルな間取りになります。部屋の数が少なければ、ドア・壁材・クロスなどの建築資材や施工の工程を減らせるので、コストを抑えて安く家を建てることにつながります。

シンプルな間取りにするための例として、以下のような方法があります。

  • 子どもが自立した後のことを考えて子ども部屋は後から仕切れる間仕切り間取りを採用する
  • 階段を専用スペースで仕切らずリビング内に設ける
  • 収納を一カ所にまとめる
  • 書斎で1室つくるのではなく、リビングの一部をパーテーションや家具などで空間をゆるく仕切って設ける

以上はあくまでも一例です。
まずは、生活スタイルにあった部屋の数はどれくらいなのか、必要のない部屋はあるのかどうかを考えてみましょう。

3|平屋が安いとは限らない【間取り・デザイン】

平屋と2階建てを比較すると、階段や2階部分があるため2階建ての方が高いと考える人も多いのではないでしょうか。実はそうとも限らず、場合によっては2階建てより平屋の方がコストがかかってしまうケースもあります。

平屋で2階建てと同じ延べ床面積にしようとした場合、2階建ての時より土地が広く必要になり、基礎工事はもちろん屋根工事も2倍になります。そもそも土地が狭い場合は、2階建てや3階建ての方がコストがかからない可能性もあります。

平屋の方が安いと思いこまず、土地の広さや希望の間取りのバランスを考えて決めるようにしましょう。

4|凹凸(おうとつ)を減らしてシンプルな外観にする【デザイン】

正方形や長方形など凹凸の少ないシンプルな形状にすると、建築資材や施工の工程を最小限に抑えられるため、建築コストを低く抑えられます。複雑な形状になるほど外壁面積や間仕切りの数が増え、より多くの資材と工程が必要になります。

安く家を建てたいなら、可能なかぎりシンプルで滑らかな外観を選ぶことをおすすめします。凹凸の少ないシンプルな形状なら外壁塗装の面積も小さくなるので、塗り直しや補修などの将来的なメンテナンスコストの圧縮にもなるでしょう。

5|屋根の形を複雑にしない【デザイン】

屋根の形は様々ありますが、あえておすすめをあげるなら、シンプルな切妻屋根(三角屋根)でしょうか。和風・洋風を選ばない汎用的なデザインで、換気性能が高く比較的雨漏りしにくいためメンテナンス費用が安く済むのも嬉しいポイントです。

シンプルでデザイン性のある屋根として、片流れ屋根や陸屋根もありますが、切妻屋根に比べると雨漏りのリスクが大きいという点には注意が必要です。とはいえ、どのようなタイプの屋根でも大なり小なり雨漏りのリスクがあるので気にしすぎず、もしも雨漏りがおきてしまったら補修のためにメンテナンスの費用が掛かる、ということを覚えておくとよいでしょう。

6|水回りは分散させず一箇所にまとめる【設備】

水回りをまとめればコストを抑えらえることはもちろん、家事や生活の動線が良くなり、掃除や修理・買い替えなどもしやすくなります。水回りをばらばらに配置すると、給排水配管などの設備費用や工事費用が場所ごとにかかってしまうため、一箇所にまとめるよりも高額になります。

「2階にもトイレがあった方が良い」と考える方も多いと思いますが、安く家を建てることが目的なら「2階にトイレがなくても問題なく生活できる部屋の配置」を検討してみるのも良いのではないでしょうか。2階にもトイレを配置するなら、水回りをまとめるという観点から、1階の水回りの直上に配置すると良いかもしれません。

7|標準グレードの製品を使用する【設備】

住宅設備はグレードによって価格が異なります。水回りにはユニットバスやシステムキッチン、洗面化粧台などがあり、同じサイズでもハイグレードのものとローグレードなものでは2倍以上の価格差が生じるケースもあります。
水回りはもちろん、エアコン、換気扇、玄関ドアなども同様で、標準グレードの製品を選ぶことでコストアップを防ぐことができます。

また、壁紙やフローリングなどの資材も、できるだけリーズナブルなものを選べばトータルの費用を安く抑えられます。床や壁の面積が広く使用する資材の量も多いため、単価を少しでも抑えることが結果的にコストを抑えることにつながるのです。

ただし、設備のグレードを考える際は、省エネ性能は意識したほうが良いでしょう。標準グレードより少し高くても省エネ性能が高い方が結果的に光熱費が安くなる場合もあります。

8|施工業者の比較検討をする【契約】

どんなに一つの施工業者に心惹かれても、必ず複数のハウスメーカーや工務店、建築士事務所を比較検討するようにしましょう。

複数の施工業者を比較することで、同じクオリティでもより安く家を建てることが可能になるかもしれません。また、価格が同じであっても、他の施工業者の方が高いクオリティの住宅を提供している場合もあります。施工業者のホームページに建築実例が紹介されているなら、希望の間取りや坪数の建築実績が豊富がどうかも判断の参考になるでしょう。

いくつか候補を見つけ、絞り込んだあとは必ず見積書を取るようにしましょう。その際、同じ間取りで見積書を依頼してください。条件が違う状態で見積書を取っても比較ができませんし、曖昧な状態の概算見積書しかもらえない場合が多いです。

9|打ち合わせ回数を減らして時間効率を上げる【契約】

家を建てる過程での施工業者との打ち合わせ回数は、住宅価格と完成までの期間に直接影響します。
打ち合わせの回数が多くなるほど、担当者への人件費が増え、これが住宅価格や建築スケジュールに反映されるためです。そのため、打ち合わせ回数を減らすことがコストを抑えることにつながります。

しかし、打ち合わせ回数を無理に減らすと、希望や要望がうまく伝わらず理想の住まいの実現が難しくなる場合もあります。そうならないために、事前に間取りや重要な設備についての希望を明確にしておくことが重要です。

10|安い土地を探す【契約】

家を建てるにあたり土地の購入が必要になる場合がほとんどでしょう。安い土地を見つけることができれば、家の建設費用を大幅に抑えることができます。土地代が安ければ、その分、建物や設備に予算を回すことができるからです。

通勤や通学の問題がないのであれば、都市部ではなく地方に土地を買うのも良いでしょう。

土地取得費用住宅建設費用
全国1,499万円3,194万円
首都圏2,288万円3,117万円
近畿圏1,760万円3,133万円
東海圏1,299万円3,394万円
その他地域927万円3,223万円
出典:住宅金融支援機構|2022年度フラット35利用者調査

ただし、安い土地には注意しなければならない点もあります。たとえば、県庁所在地などの都市部から離れた場所や交通の便が悪く通勤・通学に時間がかかったり買い物が不便だったりなど、生活するには不便な場所である場合があります。また、突出して安価な土地は地盤が弱い、変形地である、自然災害のリスクが高いなどの理由がある場合もあります。

安い土地に家を建てる際は、その土地がなぜ安いのかという理由をしっかり考慮するようにしましょう。

安く家を建てる際に注意した方が良いポイント

今まで安く家を建てるコツを紹介してきましたが、その上で、注意しておいた方が良い点について解説します。

気密・断熱・防火・耐震などの安全面の部分は削らないほうが良い

安く家を建てるにしても、安全対策はしっかり行うようにしましょう。

家の安全性は、自分や家族の安全を守るために必要な条件です。気密性、断熱性、防火性、耐震性などの安全面をきちんと考えておくことが重要です。

特に地震多発地域では、耐震性能が高くない家屋は大きなリスクを伴います。また、防火性が不十分な場合、火災による被害が拡大しやすくなります。さらに、気密性や断熱性が低い家は、快適性や光熱費にも影響を与えるだけでなく、健康面にも悪影響を及ぼす可能性があります。

安全面の対策を重視しないことで安く家を建てることができるかもしれません。ですが、地震や火事、光熱費の高騰など、後に大きなコストやリスクを引き起こしかねません。安全性を確保しつつ、費用対効果のバランスを考慮した計画を立てることが、安くても安心できる家を建てる鍵となります。

ランニングコストを頭に入れておく 

家は建てたら終わりではありません。家を建てた後も、維持費や光熱費、劣化した部分の修繕費などのランニングコストを考慮する必要があります。

たとえば、断熱性能・気密性が低い家は冷暖房の効率が悪く、光熱費が余計にかかる可能性があります。さらに、質の低い建材や施工によって修繕が頻繁に必要になる場合もあります。これらは、建材や設計の段階において、しっかりした断熱材をいれておく、省エネ家電を導入しておく、耐久性やメンテナンスのしやすいものを選んでおくことで解決が可能です。また、施工のクオリティにも注意を払っておく必要もあるでしょう。

初期費用を抑えたいがため設備や仕様のグレードを下げすぎると、かえってメンテナンスコストが余分にかかるリスクが考えられます。設備や仕様のグレードは、初期費用と維持費のバランスをみて判断するようにしましょう。

坪数・間取り・住宅設備などの選択肢がせばまる

安く家を建てる場合、予算の制約から坪数・間取り・住宅設備などの選択肢がせばまることがあります。

予算を抑えるためには、建材や設備の選択において妥協しなければならない場面が多く出てくるでしょう。たとえば、広い庭や複雑な間取りを希望する場合、コスト面で制約が生じることがあります。また、建物の規模やデザインも予算に応じて縮小される可能性があります。住宅設備であればエネルギー効率の高い設備や耐久性のある建材を選ぶことが難しくなるかもしれません。

そのため、建設計画を立てる際には必要な機能や空間の優先順位を明確にしてバランスを取ることが大切です。

ライフスタイルの変化をイメージしておく必要がある 

長く住むことを考えた場合、家族構成の変化などに対応できるように、ライフスタイルの変化をイメージした家づくりを心がける必要があります。

数十年同じ家に住み続ければ、ライフステージやライフスタイルが変化して当然です。しかし、ライフスタイルの変化に伴い一からリフォームをおこなっていては、大きなコスト負担が発生してしまうでしょう。

そのため、新築当初から「子どもの成長を見込んで子ども部屋を間仕切り間取りにしておく」「老後のことを考えてバリアフリー仕様にしておく」など、将来を見据えた工夫を盛り込んでおくと、トータルコストを節約できます。

坪単価以外にもお金がかかることを忘れない

家を建てる際、よく耳にするのが「坪単価」という言葉でしょう。坪単価は建築費の目安を知るのに便利ですが、坪単価だけで建築費が高い・安いを判断しないようにしましょう。

例えば「坪単価35万円」で30坪の家を建てる場合、35万円×30坪=1,050万円という計算になりますが、1,050万円で家を建てられるわけではありません。一般的には、坪単価には建物の本体工事費しか含まれていないからです。また、施工業者によって坪単価に含む工事の範囲が異なるため、事前に確認する必要があります。

実際に家を建てる際は本体工事費のほかに、外構や空調工事などの付帯工事費、諸経費、土地がない場合は土地の購入費用もかかります。坪単価の金額だけで判断すると、想定よりも費用が高くなって予算をオーバーしてしまう危険性があるため注意しましょう。

安く家を建てるために任せたい施工業者の選び方

安く家を建てるために、安心して任せられる施工業者はどう選べば良いのでしょうか。
ハウスメーカー・工務店・建築士事務所などの施工業者を選ぶ際に重視した方が良い点を4つ紹介します。

規格住宅やセミオーダープランなども視野に入れる  

規格・セミオーダーの注文住宅は、フルオーダーの注文住宅に比べて設計の自由度は下がるものの、建築コストを安く抑えることができます。決められた枠の中からプラン・デザインを選んでいくことが多いため打ち合わせ回数も少なくて済み、人件費や手間の削減も可能です。

規格住宅・セミオーダー住宅を取り扱っているハウスメーカーの例
  • クレバリーホーム「クレバコ+」
  • アエラホーム「ERABERU」
  • 桧家住宅「Smart One Custom」
  • アイフルホーム「Lodina」
  • アイダ設計「いろどりアイタウン」

以上5社は、価格を抑えつつ選択肢の幅もあるため、安く家を建てたい方におすすめしやすいハウスメーカーになります。

工務店や建築士事務所は、予算や相談次第で融通が利くことが多く、フルオーダーだとしても価格を抑えることができる場合もあります。
また、工務店はハウスメーカーよりも取り扱う規格住宅の幅が広いことが多いです。もちろん工務店ごとに色があるため必ずとは言えませんが、その傾向が強いことは確かです。その上で、規格住宅の組み合わせが可能なのであれば、ほぼフルオーダーに近い状態になる場合もあります。

安く建てられる理由の説明がされているか・設備や資材の詳細説明が受けられるか

施工業者によっては、使用する資材や設備のグレードを下げたり必要以上に工数を減らしたりして、無理にコスト削減を図っているケースもあります。その会社がなぜ安く家を建てられるのか、理由をしっかり確認し、安心して生活できるクオリティが担保されているか判断しましょう。

施工業者から説明を受けられることがベストですが、どんな資材が使われているのか、設備が適切かどうかを自分で調べる事も可能です。その場合はいずれかの段階で明細見積書を取って、建築資材や設備のメーカー名、型番や品番などの詳細な情報を確認・検索してみると良いでしょう。

アフターケアが充実しているか

施工業者を選ぶ際、アフターケアや保証制度が充実しているかどうかは重要な判断基準となります。保証がしっかりしている施工業者を選べば、安心して家を任せることができることはもちろん、将来的なメンテナンス費用や修理代の削減にもつながります。

新築住宅は、住宅品質確保法という法律に基づき、引き渡しから10年は「瑕疵(かし)担保責任保証」という保証が付いています。ただし、注意したいのは、保証範囲が柱や梁といった基礎に限られているため、壁紙や設備といった内装や建具は含まれないことです。もちろん、住んでから壊してしまったり傷付けてしまったりしたものについても保証外です。

ローコスト住宅では保証が最低限であったり、年数が少なかったりすることも多いため、保証内容や対応窓口などについて事前にしっかり確認するようにしましょう。

参考:住宅の品質確保の促進等に関する法律 (第七章 瑕疵担保責任保証)

担当者が話しやすいかどうか

施工業者を選ぶ際に重要なのは、担当者とコミュニケーションがとりやすいかどうかです。

先にお伝えした通り、打ち合わせの回数を減らすことでコストを抑えることができます。そのためには、担当者とコミュニケーションがしっかり取れるかどうか、という点が重要になってきます。要望がうまく伝わらないというだけなら、言葉だけでなく、写真や画像、図などを用いて要望を伝えると具体的な想像ができるので伝わりやすいです。

もしも、この人とは無理だ、と思ったら担当者の変更を願い出るか、思い切って施工業者を変えた方が良いでしょう。
言いたいことが言えない、レスポンスが遅くて進みが遅い、という状態で建てた家が満足のいくものになるとは考え辛いです。

【安く家を建てた成功事例】1,000万円~2,000万円台の注文住宅【平屋・2階建て・間取り図あり】

安く家を建てることができた成功事例(本体工事価格1,000万円~2,000万円台)を、建築実例が豊富なIECOCORO(イエココロ)の家づくりサポートサイト「自慢の注文住宅集めました。から4つ紹介します。

  • 【1,000万円~1,500万円】平屋/延べ床面積27.5坪
  • 【1,000万円~1,500万円】2階建て/延べ床面積36坪
  • 【1,500万円~2,000万円】平屋/延べ床面積38.8坪
  • 【2,000万円~2,500万円】2階建て/延べ床面積40.1坪

【1,000万円~1,500万円】平屋/延べ床面積27.5坪

「1,000万円から始める自分スタイルの家づくり」をコンセプトにした施工業者が手掛けた平屋のローコスト住宅です。様々なスタイルの住宅の「いいとこどり」が可能なため、ローコスト住宅でも要望にあった住まいを建てることができます。

スクロールできます

住まいの中心には薪ストーブを配置。間仕切りの少ない開放的な間取りでも、冬季にはやわらかなぬくもりが住まい全体を包み込んでくれる。

ミシン掛けなどが気軽にできるデスクを造り付けたアトリエ的な1室は、ドアがないつくり。お互いを近くに感じながら1人で集中もできる、2人暮らしには大事な空間。

外観デザインは、シンプルなデザインが魅力の「BinO」の平屋プラン「COVACO(コバコ)」のアウトドアストッカー(外土間収納)付きを選択。

オーナーの声

最初は規格型がきっかけでしたが、実際につくったのは完全にオーダーメイドの家です。打ち合わせでは、しっかりとイメージを共有できたので、全部がお気に入りです。間取りは私たちのライフスタイルに合わせて暮らしやすくなるようお願いしており、家具はインテリアは以前から愛用しているお気に入りのショップの家具がベースです。

施工業者の声

多種多様なスタイルの住宅を扱っていますが、商品によっては敷地形状に収まらない、ご家族構成やライフスタイルにマッチしない、ということもあります。プランのカスタマイズにも対応可能な弊社のスタジオマグでは、いくつかのスタイルの「いいとこ取り」をしたオーナー様のように、こだわりを詰め込こむことが可能です。

建物・工務店情報
建築費(本体価格)

1,332万円

延床面積

27.5坪

設計・施工

アットナチュレ

【1,000万円~1,500万円】2階建て/延べ床面積36坪

「36坪1,000万円から」の住まいをコンセプトにした施工業者が手掛けた2階建てローコスト住宅です。
耐震性・耐久性に優れた工法を取り入れており、断熱性の高いサッシや高性能の断熱材・遮熱材などを採用しています。

スクロールできます

爽やかなブルーを基調とした室内。
職人により丁寧に塗られたドライウォール仕上げの壁は、断熱性・遮音性を向上させ、耐火・防火性も高めている。

リビングに隣接したウッドデッキ。将来的にはバーベキューやプールなどアウトドアライフを楽しむ予定である。
トリプルガラスのLow-Eサッシが同社の標準仕様。「夏場エアコンをつけてなくても涼しく感じます」とオーナー家族も絶賛。

淡いグリーンカラーが印象的な北欧スタイルの外観。バイナルサイディングを採用した外壁は、色落ちがしにくく汚れた際にも手入れがしやすい。

オーナーの声

フルハウスさんの魅力はとにかく驚くほど安心価格なことです。最初は「こんなに安くて大丈夫?」とは思っていましたが、担当者さんをはじめ、現場の職人さんが丁寧に作ってくれました。住み心地も快適で言うことなしのマイホームが実現しました。予算も思った以上に余り、外構にしっかりとお金をかけられたので本当に助かりました。

施工業者の声

今回のご家族も当社の「36坪1,000万円から」の住まいをカタチにされた方です。モデルハウスへ足を運んでいただき、実際に体感されたことで「本当に実現するんだ」と感激していただきました。建築後には「“妥協”や“落としどころ”がない理想 の住まいができて家族全員とても満足しています」と嬉しいお言葉をいただいております。

建物・工務店情報
建築費(本体価格)

1,000万円〜1,500万円

延床面積

36坪

設計・施工

世界基準の家 フルハウス

【1,500万円~2,000万円】平屋/延べ床面積38.8坪

「予算内で夢を希望を叶える」「”できません”ではなく解決法を模索する自由設計」を掲げ、どんなに手間がかかったとしても、オーナーと一緒に悩み、考え、ディスカッションをして突破口を見つけることを大切にしている施工業者が手掛けた平屋住宅です。

スクロールできます

無垢材とヴィンテージのインテリアにこだわった平屋。
濡れ縁をイメージしたウッドデッキや深い軒、化粧梁を実現すべく2×4をベースに木造軸組を織り交ぜた混構造を採用している。

勾配天井で広さを演出したリビングでは角度によって異なる景観が楽しめる。
隣接したダイニングキッチンでは古材を活用した天板や、アイアン×無垢板で製作した吊り棚が深い味わいを感じさせる。

通りに面した東側からはコンパクトですっきりとした見た目で、南に移動してみて初めてL字だということに気付く作り。プライバシーを守るためにL字の間取りありきで土地を選んだ経緯もあり、相当な完成度となっている。

オーナーの声

ハウスメーカーさんはデザインや価格がシステム化されていて、打合せを重ねるほど理想から離れていくし、特に望んでもいない太陽光発電やZEHを勧めてこられて困ってしまうこともありました。対して「かなう家」さんは全てが自由だから、照明やタイルの施主支給もOK。やはり要望を全て叶えるなら、「フルオーダー」でなければダメだと実感しました。

建物・工務店情報
建築費(本体価格)

1,500万円〜2,000万円

延床面積

38.8坪

設計・施工

かなう家

【2,000万円~2,500万円】2階建て/延べ床面積40.1坪

規格住宅「ALLen(アレン)」に家族ならではのこだわりをプラスし、「好き」に囲まれる居心地の良い理想の住まいを2,000万円台前半で実現した2階建て住宅です。

スクロールできます

居心地の良さから自然と家族が集まるLDK。数階の立体的な空間が魅力の規格住宅BinO「ALLen(アレン)」。仕切りが少ないため家族が視界に入らなくても存在感がわかりやすい独特のスキップフロア(1.5階)構造となっている。

趣味のキャンプグッズを豊富に収納できるアウトドアストッカー。「これまで収納する場所に困っていたので助かりました」とオーナーから大変好評。

モスグリーンと木目の重厚感のあるツートンカラーが印象的な外観。ウッドバルコニーやアウトドアストッカーがカジュアルな雰囲気を演出している。

オーナーの声

最初は大手メーカーや工務店などを巡り、どこに建築を頼むか時間をかけて検討しました。辿り着いた先が中村住宅工業さんで、土地の開発から引き渡しまでトータル6年の月日を要し、お互いに信頼を寄せる付き合いとなりました。「最後は『人』ですね」。何も言わなくてもベストな提案をしてくれて、まったくストレスのない家づくりでした。

施工業者の声

アウトドアストッカーをはじめ趣味を楽しめる空間や、コミュニケーションをとりやすい立体的な間取りなど、仲の良いご家族にピッタリの住まいになったと思います。家づくりを心から楽しまれており、提案するこちらも嬉しくなってしまうほどでした。こだわりを詰め込んでいるため、ご家族以外の方が訪れても居心地の良さを感じていただけます。

建物・工務店情報
建築費(本体価格)

2,000万円〜2,500万円

延床面積

40.1坪

設計・施工

中村住宅工業

Q&A

300万円でも注文住宅は建てられるの?

300万円で十分な広さのある注文住宅を建てるのは難しいです。
ただ、最近発表された3Dプリンターの家なら10平方メートル(約5.5帖)で330万円(税別)で建設可能です。6帖程度の小屋タイプなので、コンパクトな一人暮らし、セカンドハウス的な運用をするなら良いかもしれません。

ローコスト住宅は不安という声もあるけど大丈夫なの?

デザインや間取り、設備のグレードなど、融通が利かないことも多いですが、しっかり考えて取捨選択できればローコスト住宅は賢い選択肢と言えます。重要なのは、融通か聞かないことを把握し優先順位をしっかりつけること、金額を抑えるために住宅性能や安全面をおろそかにしないことです。

安く家を建てるために使える補助金ってあるの?

国による補助金、助成金、給付金としては以下の4つがあります。

その他、税制優遇制度(減税制度)などもありますので、調べてみると良いでしょう。

まとめ

安く家を建てるための具体的なコツをはじめ、長期的なランニングコストを考慮した設備の重要性、施工業者の選び方、実際の成功事例などを紹介してきました。

様々な工夫をすることで、コストを抑えて注文住宅を安く建てることができますので、この記事をはじめ、多くの実例を調べてみることをお勧めします。「自慢の注文住宅集めました。」では記事内で紹介した実例以外にも様々な施工実績を紹介していますので、 ぜひ確認してみてください。

本記事が、安く家を建てたいと考えている方の参考になれば幸いです。

参考文献
群馬・栃木・宮城・山形で注文住宅を建てるなら

イエココロのWEBサイト「自慢の注文住宅集めました。」では、群馬・栃木・宮城・山形を中心とした工務店情報やモデルハウス情報のほか、多数の「建築実例」を紹介しています。お近くにお住まいの方は、ぜひチェックしてください。

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