SNSやインテリア雑誌で見かける、洗練されたおしゃれな住空間に憧れ、自分の家づくりにも取り入れたいと考える方は多いのではないでしょうか。
しかし、おしゃれな間取りを考える時、見た目のデザイン性だけを追求して、実際の暮らしやすさを犠牲にしてしまうと、快適な暮らしは手に入りません。また、人気のある間取りであっても、自分や家族の生活スタイルに合っているのか、取り入れる前によく考える必要があります。
本記事では、デザイン性と機能性を兼ね備えたおしゃれな間取りを18選ご紹介します。それぞれの特徴やメリット・デメリット、おしゃれに見せるためのポイントを、実例写真や間取り図とともに詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

IECOCORO編集部
群馬・栃木・宮城・山形で注文住宅の情報誌「IECOCORO(イエココロ)」を発行する編集部。WEBサイト「自慢の注文住宅集めました。」では、地域の工務店情報のほか、多数の建築実例とイベント情報を紹介しています。
注文住宅の実例10選でチェック|定番のおしゃれな間取り

本章では、多くの方におすすめできる定番のおしゃれな間取りを10個紹介します。
人によって家族構成や生活スタイルは違い、住みやすい間取りも異なります。しかし、本章で紹介する10個の間取りは、アレンジがしやすいため多くの方におすすめできる、定番の間取りです。
設置する時のポイントも紹介していますので、自分や家族の生活に合うかどうか、ぜひ考えてみてください。
- 1 対面キッチン
- 2 パントリー
- 3 回遊可能な水回り
- 4 ランドリールーム
- 5 ウォークインクローゼット
- 6 ひとつなぎのLDK
- 7 リビング続きの小上がり畳・和室
- 8 あとから仕切れる部屋
- 9 吹き抜けリビング
- 10 2階リビング

対面キッチン
対面キッチンは、リビングやダイニングに対面する形の開放的なキッチンスタイルです。
壁付けキッチンと違い、リビングに対して開かれたデザインは、空間に広がりと一体感をもたらします。
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天板に大理石調や無垢材などの素材を使用すると、高級感のある見た目になります。
バックカウンターの壁面にタイルやアクセントクロスを取り入れるのもおすすめです。
人気のレイアウトとしては「アイランドキッチン」と「ペニンシュラキッチン」があり、スペースが広く取れるならキッチンが主役となる「アイランドキッチン」、省スペースで設置したいなら「ペニンシュラキッチン」がおすすめです。
他にも様々なタイプがあります。

アイランドキッチン | キッチンを壁から離し、島のように独立させた場所に設置するレイアウトのキッチン。 |
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ペニンシュラキッチン | キッチンの片方が壁とつながっている、半島のようなレイアウトのキッチン。 |
I型キッチン | シンクとコンロが横並びで、手元がかくれるくらいの高さの腰板があるキッチン。 |
II型キッチン | コンロとシンクが異なるキッチン台に分けて設置されているキッチン。 |
コの字型キッチン | シンク、コンロ、カウンター(作業スペース)がコの字型に配置されているキッチン。 |
L型キッチン | キッチン本体がアルファベットのLの字型に配置されているキッチン。 |
LDKの形状や広さ、動線などを考え、自分に合ったキッチンを選んでみてください。

パントリー
パントリーは、日持ちする食品や調理器具、日用品や備蓄品などを収納しておくスペースです。多くの場合、キッチンの横に設置します。
生活感を隠し、洗練された空間を演出するためには欠かせない間取りと言えるでしょう。
check! 設置する時は、パントリー内の棚や引き出しに統一感のある収納ボックスを使用したり、扉のデザインをキッチンのテイストに合わせたりすると統一感が出ておしゃれに見えます。
パントリーのタイプは大まかにわけて3つあります。
壁付けタイプ | クローゼット型や壁面に棚を取り付けるタイプがある。収納量は少ないが、省スペースでキッチンに密接しているので作業効率が良い。 |
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ウォークインタイプ | 人が歩いて入ることができる小部屋タイプのパントリー。ある程度の広さがあるので大きめの調理器具も収納が可能。 |
ウォークスルータイプ | 出入口が2か所あり、通り抜けができるタイプのパントリー。通気性が良いが、ウォークインタイプよりもまとまった広さが必要。 |
パントリーを間取りに取り入れる場合は、食器棚やキッチン収納の有無も考慮して、スペースに合わせたタイプを選びましょう。シンクやコンロから近く、広いスペースがあるなら調理家電を収納することも可能です。

回遊可能な水回り
キッチン・洗面脱衣室・浴室・トイレなどの水回りの各スペースを互いにつなげ、一回りできるように設計すると、空間に連続性が生まれます。動線が整理されて移動しやすくなり、効率よく家事が行えます。
check! 配管工事の工数や資材の節約になるため、その分をデザイン性の高い設備や素材に回すことも可能です。

ランドリールーム
「洗濯室」とも呼ばれるランドリールームは、洗濯にまつわる一連の作業が行えるスペースです。
洗う・干す・畳むといったすべての作業を一か所で完結できるため、家事時間の短縮につながるほか、リビングなどの生活感を隠すこともできます。
check! 「共働きで洗濯は夜にする」「花粉や黄砂、PM2.5などが気になるから外干ししたくない」という方には特におすすめの間取りです。

ウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットは、人が入れるスペースを確保したクローゼットで、間取り図では「WIC」と表記されます。
1畳半程度の広さからつくれますが、使い勝手や収納量を考えると最低でも2畳程度あった方がよいでしょう。
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ハンガーや収納ボックスを統一すると、整然とした印象になります。
姿見や小さなドレッサースペースを設けて、機能性を高めるのもおすすめです。
ウォークインクローゼットのレイアウトには、以下の4つのタイプがあります。

I型 | 片側一列に並べて収納するタイプで、細長いスペースに適しており、省スペースで費用も抑えることが可能。ただし収納量は多くないので注意が必要。 |
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Ⅱ型 | 向かい合っている壁の両面に収納するタイプで、2畳程度の広さが適当。 |
L型 | 収納スペースがL字に設置されているタイプで、2畳未満でもⅠ型より収納量を増やすことができる。 |
コの字型 | 収納スペースがこの字型に設置されているタイプで、もっとも収納量が多い。その分スペースも必要なので費用もかかる。 |
「誰が使うのか」「服以外にどんなものを収納するか」「ハンガー掛けだけでなく収納棚が必要か」などを考えるとレイアウトを決めやすいでしょう。

ひとつなぎのLDK
リビング・ダイニング・キッチンを仕切りのない一つの空間として設計すると、視線が遮られず、空間全体が広く感じられます。
間仕切りをなくすことで建材が減り、コストダウンにつながるのもポイントです。
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天井の高さや形状に変化をつけて、立体的な広がりを演出すると、空間がより広く感じられます。
レイアウトの自由度が高いので、家具の配置で空間を緩やかに区切ることも可能です。

リビング続きの小上がり畳・和室
和室を壁で区切らずリビングとつなげることで、開放感が生まれるだけでなく、和と洋の要素が融合したおしゃれな空間を実現できます。
床の高さを変えた小上がりとしてつくると、段差部分を収納や腰掛けとして活用可能です。
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扉やシェードなどで必要に応じて区切れるようにしておくと、来客が泊まる時などに便利です。
子供のお昼寝やちょっとした家事、読書や趣味のスペースとしても活用できます。

あとから仕切れる部屋
「間仕切り部屋」とも呼ばれ、あらかじめドアや窓を2つ設置し、必要になったら簡単なリフォーム工事で壁をつくって部屋を増やします。
個室(壁)が不要になったら再び一つの部屋にすることも可能で、家族構成や生活スタイルの変化に柔軟に対応できる点が魅力です。
check! 壁を増やす時は簡単なリフォーム工事を行うことが多いですが、工事がいらない可動タイプの間仕切り収納などもあります。

吹き抜けリビング
リビングを吹き抜けにすることで、圧倒的な開放感と広々とした空間を演出できます。上下の階で声が通りやすくなるため、家族のコミュニケーションも自然と増えるでしょう。
照明を上手に配置することで、昼間は自然光、夜は温かみのある光で空間を彩ることができます。
check! 家の中の温度は一定になりやすいですが、冷暖房効率が悪くなりますので、気密性・断熱性を高める対策はしっかり行っておきましょう。

2階リビング
リビングを2階に設けることで、外から部屋が見えにくくなり、プライバシーを保った開放的な空間をつくることができます。
大きな窓で眺望と光を最大限に取り入れたり、天井の高さや形状で立体的な広がりを強調したりすると、より効果的に間取りを活かせるでしょう。
check! 階段の上り下りを含めた家の中の動線や水回りの配置は、自分や家族の生活スタイルに合わせて慎重に検討する必要があります。
注文住宅の実例8選でチェック|目的別のおしゃれな間取り

本章では、家族構成や生活スタイルによって異なる目的別の間取りを8個紹介します。
こだわりやはっきりした用途があればとても便利な間取りですから、自分や家族に合った間取りがあれば、ぜひ参考にしてください。
- 水回りの利便性を高めたい方におすすめ
- 収納量をもっと増やしたい方におすすめ
- テレワークや勉強におすすめ
- 狭い坪数を有効活用したい方におすすめ
水回りの利便性を高めたい方におすすめの間取り
毎日使う場所だからこそ、水回りの快適さや利便性は間取り選びでとても重要なポイントです。見た目も美しく、おしゃれなデザインを取り入れながら、暮らしやすく便利な間取りが理想的ですよね。
本項ではそんなニーズに応えるため、目的別におすすめしたい水回りの間取りを2つご紹介します。

広い洗面化粧台
洗面ボウルを2つにすると、複数人が同時に使用することができるので、忙しい朝の身支度のストレス軽減につながります。
さらに、洗面台の横に専用の化粧スペースを設けると、パーソナルアイテムをスッキリと収納でき、空間の美しさを保つことができるでしょう。
check! 掃除やメンテナンスの手間、設置スペースや費用が増える点には注意が必要です。

洗面所を独立させる
洗面所と脱衣所を分けることで、誰かが浴室・脱衣所を使っているときでも洗面所を気兼ねなく使えます。
また、来客が手を洗う時、生活感が出やすい脱衣所を隠せることも大きなメリットです。
check! 洗面室と浴室の間をランドリールーム兼脱衣スペースにすると用途も広がるのでおすすめです。
収納量をもっと増やしたい方におすすめの間取り
家の中を美しく保つために欠かせないのが、十分な収納スペースです。特に「もっと収納量を増やしたい」と考えている方には、日常使いから季節物までしっかり収まる工夫された間取りがおすすめです。
本項では、生活スタイルや片付け習慣に合わせて選びたい、おすすめの収納の間取りを2つご紹介します。

土間収納
玄関の土間からつながる収納があると、靴や傘、アウトドア用品やベビーカーなど、外出に関わるアイテムをすべて一か所にまとめることが可能になり、玄関周りをすっきりと美しく保つことができます。
ウイルスや花粉対策として、玄関先で上着を脱げるようにコート掛けを設置しても便利です。
check! 設置する時は、何を収納したいかをあらかじめ考えておき、それに見合った広さを確保しましょう。

ファミリークローゼット
ファミリークローゼットは、家族全員の衣類などを一カ所に集約して収納する間取りです。
各個室の収納スペースを縮小できるため、個室のレイアウトの自由度が高くなるだけでなく、洗濯物の収納や季節の衣替えがスムーズになり、家事時間の短縮にもつながります。
check! 確保しなければいけないスペースは広く、4人家族で4畳は必要であると言われています。子供が家を出た後の使い方も考えておきましょう。
テレワークや勉強におすすめの間取り
テレワークや勉強などをする際、家の中で集中して作業をするためには、環境づくりがとても大切です。それぞれのスタイルに合った空間があるだけで、作業効率が大きくアップします。
本項では、集中できる環境を用意するためにおすすめの間取りを2つご紹介します。目的や用途によって使い分けてみてください。

書斎
書斎を設けることで、家で仕事やテレワークをする時に集中力を維持しやすい空間をつくることができます。
共用場所ではないため作業を中断しても離席時に毎回片付ける必要がなく、個人のプライベート空間を確保できるという点も大きな魅力です。
check! 仕事に関する資料や、趣味の道具などを収納するスペースとしても活用できるため、他の部屋の整理整頓にも役立つでしょう。

スタディコーナー
リビングの一角や階段半ばのスキップフロアなどに設けることが多いスタディコーナーは、子供の勉強やテレワーク、家事の合間の調べものなどに向いています。
家族とのつながりを感じながらも集中できる、おしゃれで機能的な学習・作業スペースです。
check! リビングが散らかってしまわないように、造作の棚を設置して収納スペースを確保すると便利です。パソコンを使用する場合はコンセントの用意も忘れないようにしましょう。
狭い坪数を有効活用したい方におすすめの間取り
狭小地や少ない坪数でも、間取りの工夫次第でゆとりのある空間づくりは可能です。
本項では、限られたスペースを最大限活用できるおすすめの間取りを2つご紹介します。「土地が狭いから」と諦める前に、コンパクトでも暮らしに必要な機能がしっかり詰め込まれた間取りを、ぜひ検討してみてください。

スキップフロア
スキップフロアは、1階と2階の間に1.5階をつくるようなイメージで、床の高さを半階分ずらした間取りです。
限られた空間に変化と奥行きをもたらし、住まいに動きと表情が生まれます。
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特に狭小地や変形地で効果が高い間取りで、家全体の明るさや開放感が向上します。
リビングやダイニングに取り入れることで、空間にアクセントができ、おしゃれで個性的な雰囲気を演出することが可能です。

ロフト・小屋裏
ロフト・小屋裏は、屋根裏の空間を活用した、遊び心とデザイン性を兼ね備えたおしゃれな間取りです。延べ床面積に含まれないことが多いため、限られた空間を有効活用するのに適しています。
季節ものの家具家電や出番の少ないものをしまう収納としての活用はもちろん、寝室や書斎、子供部屋など、様々な用途に対応できます。
check! 延べ床面積に含まれないようにロフト・小屋裏を設ける場合、天井高・広さ・階段などに制限があるため、事前にしっかり調べておきましょう。

紹介に使用した実例はすべて、IECOCORO(イエココロ)の家づくりサポートサイト「自慢の注文住宅集めました。」より引用しています。
サイト内コンテンツの「建築実例」や「フォトギャラリー」では、間取りごと・特徴ごとに実例写真の検索もできますので、ぜひ参考にしてみてください。
間取りのアイデアは、下記の記事でも紹介しています。実際の建築事例や間取り図も見られますので、ぜひ参考にしてください。
また、気になる間取りを見つけたら、シミュレーションアプリで理想の間取りを作ってみましょう。スマホやパソコンで簡単に作れるので、ぜひ挑戦してみてください。
おしゃれな間取りを作るための5つのコツ

同じような広さや構造でも、「おしゃれに見えるコツ」を押さえているかどうかで、見た目の印象は大きく変わります。形状・配置・採光など、細部に配慮することで、洗練されたイメージを作ることができるのです。
本章では、おしゃれな間取りを作るために欠かせない5つのコツについてご紹介します。ぜひ、間取りを決める時の参考にしてください。
空間の連続性と視線の抜けを意識する
おしゃれな住空間の大きな特徴は、視線が遮られず、空間が連続して感じられることです。壁や扉で区切りすぎず、適度に空間をつなげることで、広がりと開放感が生まれます。リビングからダイニング、キッチンへと視線が抜ける間取りは、空間に奥行きを与え、洗練された印象をもたらすでしょう。
光と影のコントラストを作る
自然光の効果的な取り入れは、おしゃれな間取りの重要な要素です。大きな窓や吹き抜け、トップライト(天窓)などを活用し、光と影のコントラストを楽しめる空間を設計すると、住まいの表情が豊かになります。光の入り方によって、同じ空間でも朝・昼・夕方で異なる表情を見せる住まいは、飽きのこない魅力を持つでしょう。
素材の質感を活用する
木や石、鉄、ガラスなど、異なる素材の質感を組み合わせることで、空間に深みと個性が生まれます。特に自然素材を取り入れた間取りは、あたたかみとモダンな印象を両立させ、時間とともに味わいが増していくおしゃれな空間を演出することができるでしょう。
色のテーマを全体で統一する
色は空間の印象を大きく左右します。全体の色味を統一しつつ、アクセントカラーを効果的に取り入れることで、バランスの取れたおしゃれな空間を作ることができるでしょう。壁や床などの大きな面積を占める部分は控えめな色を選び、小物や一部の壁で好きな色を楽しむ方法がおすすめです。
デザインだけでなく機能性も重視する
おしゃれな間取りを考える時、見た目のデザイン性だけを追求して、実際の暮らしやすさを犠牲にしてしまうと、快適な暮らしは手に入りません。デザイン性と利便性のちょうどよいバランスを探って、長く快適に楽しく暮らせる家をつくりましょう。
間取り作りは様々な要素を考慮する必要があり、難しく感じるかもしれません。しかし、あまり考えずに決めてしまうと、住み始めてから気になる点が出てくる可能性があります。以下で、検討が足りずに後悔した事例を3つ紹介します。
家の間取りに何を取り入れるかは、その後の生活の満足度を大きく左右する重要な決断です。必要であれば、専門家にも相談して慎重に検討しましょう。
注文住宅で後悔しがちなポイントについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

老後に暮らしやすい間取りについては、以下の記事をご参照ください。

Q&A形式で解説|住まいタイプ別のおしゃれな間取りの作り方

間取りを考える時に気を付けたいポイントは、住宅の形態によっても変わってきます。本項では、それぞれ異なる住まいタイプ別に、おしゃれな間取りを作るためのコツや視点を厳選したQ&A形式で紹介します。
一人暮らしの部屋でおしゃれな間取りを作りたい時、何に気を付けたら良いでしょうか?
一人暮らしに多い、1K・1LDKのような限られた空間をおしゃれに見せるには、空間の使い分けが最も重要なポイントです。「活動する場所」と「休息する場所」を明確に分けるだけで部屋にメリハリが生まれ、生活感を抑えることができます。1Kなら寝る場所を本棚や収納家具で区切り、1LDKなら部屋をきっちり用途で分けると良いでしょう。
マンションをおしゃれな間取りにしたい時、意識するべきポイントは?
マンションでおしゃれな間取りを作るには、ワンフロアという特性を活かした開放感のある空間設計をすると良いでしょう。壁を最小限にして視線が抜ける設計にすることで、限られた空間でも広く感じさせることができます。また、高層階であれば窓の配置を工夫し、採光を最大限に取り入れる設計にすることで、開放感のある空間をつくることが可能です。
平屋でおしゃれな間取りを作るときにおすすめのアイデアを教えてください。
平屋は2階がないため、天井高の自由度が高く、勾配天井や吹き抜けを取り入れやすいです。高い天井を活かした開放感のある空間をつくり、圧迫感を軽減しましょう。中庭やウッドデッキでリビングと外部空間をつなげて、一体感を演出するのもおすすめです。
二階建てでおしゃれな間取りを作るときのコツは何でしょうか?
二階建てをおしゃれに見せるためのコツは、上下階の高低差を活かした変化のある空間をつくることです。デザイン性の高いリビング階段やスキップフロアは実用的なだけでなくおしゃれなインテリアとしても機能します。また、収納スペースも多く取れるので、生活感も隠しやすいでしょう。
間取りのアイデア集を見る時に注意点はありますか?
間取りのアイデア集は家づくりの参考になる貴重な情報源ですが、そのまま真似するのではなく、自分の生活スタイル、土地条件、予算などを考慮して、部分的に取り入れる視点が大切です。また、実用性と見た目のバランス、将来の変化への対応、専門家の意見なども踏まえて、自分だけの理想の間取りを作り上げていきましょう。
平屋や二階建てのおしゃれな間取りづくりのポイントは、以下の記事でも解説しています。

真似したいアイデアは、自分たちに合わせて取り入れよう
本記事では、デザイン性と機能性を両立したおしゃれな間取りを18選紹介しました。
おしゃれでありながら快適に暮らせる間取りを作るためには、気に入った間取りや設備をそのまま真似するのではなく、自分や家族の生活スタイルに合わせてバランスよく取り入れることが重要です。そのためにも、まずは家族とよく話し合い、どのような家づくりがしたいかという方向性を確認しておきましょう。
ぜひ、本記事を参考に、おしゃれで住みやすい理想の住まいを手に入れてください。
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