建築実例三世代の住まうエコハウス
群栄建築舎
外観
一枚一枚「手焼き」にこだわった天竜焼杉の外壁。杉板の表面を焼いて炭化した層をつくることで耐久性が向上。その風合いはひときわ目を引くほど重厚で、美しい。
アウトドアリビング、デッキ、テラス
庭との距離の近さを感じさせるウッドデッキ。豊かな木々や草花とともに暮らすことを見据えた「造園」にこだわる点も、群栄建築舎ならではの家づくり
リビング
特筆すべきはトリプルガラス高性能木製サッシ「スマートウィン・佐藤窓」。樹脂サッシと違って、とにかく見た目がカッコよく、庭の景色をキレイに切り取ってくれる。
キッチン
床材は無垢の杉板。天井や建具にはラワンベニヤを使用したほか、丸柱が見た目のアクセントに。重厚なダイニングテーブルも空間に溶け込んでいる。
畳コーナー
キッチンの目の前に位置する畳コーナー。小さな子供の遊び場はもちろん、大人が寛ぐなどフレキシブルに活躍する＋αのスペース。
玄関
地窓を設置した玄関ホール。壁には帽子やバッグなど様々なモノが引っ掛けられるよう有孔ボードを完備している。
土間収納
土間収納には大容量のシューズクロークを実現。三世代が住まうため、収納量の確保は絶対条件。
リビング
親世帯のリビングは、同じ杉板でも節のある素材をチョイス。天井で高さの揃った、正方形の掃き出し窓が実にシンプル。
小屋裏・ロフト
小屋裏に設置されたエアコンからダクトを通して冷暖房が家中に伝わる仕組み。これも全館空調の一つ。
外観
元から植えられていた、シンボルツリーである松の木との調和も、外観をデザインする際のテーマに。
DATA
本体価格（建築当時）
5,000万円以上
敷地面積
308坪
延床面積
47.73坪
工法・構造
木造軸組工法
階数
2階建て
外観テイスト
和モダン
内観テイスト
ナチュラル
こだわり
新築、2階建て、二世帯住宅・多世帯住宅、延床面積40坪以上、長期優良住宅、断熱等級6、HEAT20 G3、耐震等級3、木製サッシ、トリプルガラス、付加断熱、全館空調、熱交換換気、C値測定の実施、土間収納、吹き抜け、アウトドアリビング、造作家具・建具、自然素材をふんだんに使用、太陽光発電システム、木造軸組工法、UA値0.23、C値0.33、耐震等級3（許容応力度計算）、断熱材セルロースファイバー、ネオマフォーム、サッシ：APW330、430、佐藤の窓（スマートウィン）、建築価格7300万円
子育て世代とはまた違った向き合い方をしたほか、付加断熱の採用によってHEAT20・G3もクリアするなど、無暖房でも冬を過ごせるほど超高性能。また、「佐藤の窓」の大型木製サッシや外壁の天竜焼杉も含めて、内外観ともにインパクトのある住まい。