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勝手にオススメ マイホームMUSIC ~家づくり発散編~

楽しいけど大変…
家づくりでストレスが溜まったら、これ!

以前、これから家づくりをはじめるという家族に「家づくりで一番大事なものは何だと思いますか?」と尋ねたことがあります。そこでは「要望やこだわりの整理じゃないかしら」「いやいや、将来を見越したプランニングよ」「なんだかんだ言っても最後はお金よ、お金。きちんとした資金計画が大事」「ちがうわ。建物は変えられるけど、場所は変えられない。つまり一番大切なのは立地・環境よ」といった様々な意見をいただいたことをおぼえています。

ですが、私はここで「どれが正しい/間違っている」と議論したかったわけではありません。この質問に答えはありませんし、おそらく前述の考え方はすべて正しく、すべて大切なことでしょう。伝えたかったことは、ただひとつ。「これから家を建てようとする人は自分たちがしっかりとしたヴィジョン・計画性を持っていれば、家づくりはきっと成功するはずだ」という信念を少なからず持つということです。人によっては、完璧主義的な窮屈さを感じさせ、周囲に緊張感を与えたりするかもしれません。でも、それはある種仕方のないことなのです。「人生でもっとも高い買い物で、長い人生を過ごす場所をつくる」となれば、細部にまで神経を集中させ、求められる選択に対してベストな決断をしなければと思うのは当然です。「家づくりは格闘技だ!」と誰が言ったか言わないかはさておき、「ああしたい、こうしたい」という願望と限られた予算の中で次第に麻痺していく金銭感覚と闘いながら、何十年後も生活しやすい住まいをつくっていく…それは神経と体力を削る大変な作業であることは間違いありません。

なかでも、家づくりにおいてストレスをため込みやすいのは奥様だと言われています。「なんでもいいよ」が口癖となるご主人。あれがいい、これがいいと金額もわからず駄々をこねる子ども達。「家とはこうあるべきだ」と一緒に住むわけでもないのに口出しする舅や姑。そんな家族の要望のまとめ役として、また建築会社との橋渡し役として、これらの大きな役割が負担の原因となるようです。そのストレスは徐々にイライラに変わり、怒りをぶつける場所もなくやりきれない日々を送る…

そんな奥様にぜひ聞いてほしいのがレイジ・アゲインスト・マシーン最後のライブを収めた「Live at the Grand Olympic Auditorium」。音楽を武器に、現代社会とアメリカに対する怒りと憤りをぶつけ続けた彼ら。トム・モレロのトリッキーなギターとベース・ドラムの物々しい重厚感のあるグルーヴに乗せられるのは、ザック・デ・ラ・ロッチャの過激なリリック。もはやそれは批判などといった生ぬるいものではなく、もはや「戦闘状態」。このライブはCDのほかにDVD化もされていますが、そちらも必見。社会に抑圧されたオーディエンスたちが、彼らの音楽にのせて怒りを解放する映像は、まるで「暴動前夜」といった様相。9.11のあと一時的に全米のラジオで放送が自粛されたという彼らの音楽。これを聴いて、ザックのように叫びだそう、「フリーダム!」と。

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