建築実例和の趣を感じさせつつ、木材の息吹と
大工の技術が随所に感じられる住まい

宮島工務店
最初は軽量鉄骨造で、時代の最先端をゆくハイテクな住まいに憧れていたご家族だが、宮島工務店の完成見学会に参加したところ、それまでの家づくりに対する理想や考え方とは異なる価値観を知ったという。実際に建てたこの家も、壁紙のノリや集成材の臭いをまったく感じない、良質な木の香りや空気感の心地よさに魅了されるほどの上質な住まいだ。
外観
夏の暑さを凌ぎ、雨でも濡れ縁でゆったり過ごすための庇、アクセントとして取り入れたソリドやリシンの塗り壁。和の雰囲気が強くなり過ぎず、かつ匠の技を活かした外観。
リビング
豪壮な檜の柱や梁はもちろん空間によって見た目の変化が楽しめるよう、桜・楢・杉など様々な樹種を床材として取り入れた邸内は「同じ木でも、その質が違う」と施主も絶賛。
スタディーコーナー・ファミリーコーナー
吹き抜けを通じてLDKとの一体感を強調した2階のセカンドリビング。間口は広いが、状況に応じて引き戸で仕切れる。子どもたちが沢山の本に触れられるよう本棚を完備。
キッチン
ステンレスのワークトップとフラットに繋がるダイニングテーブルは桜の一枚板。目線が合うよう一段低くしたキッチンの床や壁のアーチは手間を惜しまない姿勢の賜物。
吹き抜け
渡り廊下の床は1本1本、色を変えたり異なる日焼け具合で、あえて斑模様に仕上げている。
小屋裏・ロフト
中2階の子ども部屋は机代わりにもなる階段を上がると、その先にロフトが設けられている。TVボードや階段を見ても分かるように、家具や建具は全て造作。
土間収納
敷地の高低差を活かし、玄関と庭の両方向から出入りできる土間収納は驚くほど広く、コンクリート敷きのため汚れも気にならない。アウトドアグッズを片付けるのに最適。
キッチン
奥様がキッチンに立つと、光り輝くステンレスの先に、薪ストーブの大谷石や障子が映る。相反する素材を見事にコーディネートしたセンスが光る。
和室
コンパクトながらも、つい体を横にして寛ぎたくなるほど居心地の良い和室。床柱の存在感も印象的。
浴室
檜の芳香に包み込まれる浴室。こだわりのオーバーヘッドシャワーも備えており、きっと毎日の入浴が待ち遠しくなるだろう。
COMMENT
オーナーの声
下請け業者、それも誰が担当するのか分からないハウスメーカーと違い、自社の大工さんが責任を持って家を建ててくれる点が決め手でした。引越し後、初めてこの家で過ごした時の感動は今でも忘れられません。ダイニングで食事したり、檜のお風呂に入ったり、何かするたびにふと建ててくれた大工さんの顔が浮かぶほど感謝の気持ちでいっぱいです。
Nさんご家族
DATA
家族構成
夫婦、子ども2人
工法・構造
木造軸組工法
階数
2階建て
外観テイスト
和モダン
内観テイスト
和モダン
こだわり
新築、2階建て、延床面積40坪以上、極上のバスタイム、造作キッチン、土間収納、外収納、吹き抜け、ロフト・小屋裏、スキップフロア、ファミリーコーナー・スタディーコーナー、ハンドメイド、大黒柱・梁の現し、自然素材をふんだんに使用、薪ストーブ・ペレットストーブ、木造軸組工法

この家を建てたのは…

宮島工務店
群馬県桐生市境野町1-1156